
本日、7月1日より小児の近視進行を抑制する参天製薬「リジュセアミニ点眼薬」の処方を開始いたします。
この治療は、1日1回就寝前に点眼することで、子供の近視の進みを抑制する治療法です。
参天製薬とシンガポール国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュートにより共同開発され、2024年12月に厚生労働省より製造販売が承認された新しい点眼薬で、お子様にも使いやすい「一回使い切りタイプ(防腐剤フリー)」となっています。
子どもの近視は主に眼球が楕円形に伸びてしまう(眼軸長が伸びる)ことが原因です。近年の調査で、近視はたとえ軽度でも、緑内障や網膜剥離など近視以外の眼の病気に将来かかるリスクを上昇させことが明らかになってきました。眼軸長は一度伸びてしまうと戻ることはないため、小児期の段階で眼軸長の伸びを抑えることが近視の進行を
抑制するために大切になってきます。
「リジュセアミニ点眼薬」は、眼軸が伸びる原因となる「ムスカリン受容体」という部分に働きかけ、眼軸長の伸びを抑えることで、近視の進行を防ぐ効果が期待されています。
価格 税込 4,200円(30本分/1か月分)
※この治療は自由診療です。
※点眼薬の処方に当たっては別途、検査・診察が必要になります。詳細は後日ホームページでご案内いたします。
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