こんにちは。
院長の川畑です。
先日福岡で開催された第49回日本眼科手術学会へ参加してきました。
今回は主に白内障手術の合併症やその対策について改めて学んできました。
白内障手術は安全性の高い手術と考えられておりますが、100%安全な手術ではなく、数は少ないですが、手術中のトラブルや術後の合併症というものがあります。
手術中のトラブルとしては、「破嚢」というものがあります。
目の中の水晶体というレンズが濁る病気が白内障になりますが、水晶体は水晶体嚢という膜に全体が覆われた構造をしており、水晶体の裏側を包んでいる膜を後嚢といい、こちらが手術中の操作などにより破れてしまうことを「破嚢」と言います。
破嚢を生じると、その破れ目から本来除去するはずの白内障の濁りが目の奥底に沈んで行ってしまう場合があります。
そのようなトラブルが生じた際は、白内障手術と別に硝子体手術が必要となり、場合によっては一度の手術では終わらず、2度目の手術が必要な場合もあります。
発生頻度自体はとても少なく、白内障手術の中でも1%以下程度と考えておりますが、当院でも全ての患者様に破嚢を生じないよう、慎重に安全性の高い手術を心がけております。
また、万一トラブルが生じた場合も適切に安全に手術を終えられるようこれからも日々研鑽してまいります。
目のことでお困りの際はかずゆき目のクリニックへご相談ください。

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